夜の大原美術館
医療薬学会に行ってきました
いろいろ興味あるテーマが盛りだくさんでしたが
特に気になったテーマは「簡易懸濁法による経管投与」についてでした
錠剤服用不可能な患者さんの調剤では錠剤を粉砕しているけれど
その業務にはあらゆる問題があることは感じていました
粉砕後の薬剤の安定性
スタッフへの粉砕時の吸入による暴露
ドライシロップなどへ変更する場合の薬価の上昇
粉砕に係る薬剤師の業務量の増大
病棟における薬剤の識別ミスの可能性
シンポジウムで紹介されていた簡易懸濁法とは
錠剤のまま調剤し、病棟で55℃程度の微温等に溶解しシリンジに充填または
はじめからシリンジ内で錠剤を溶解して経管投与する方法です
発表している施設は看護部との話し合いがうまくいったのでしょう・・・
薬剤部も看護部もメリットあることと言われている方法でしたけれど
溶解できない錠剤の抽出やマニュアルの作成、そのまえに薬剤部の執行部への提案・説得等
道のりは遠そうです。
でも、これは是非進めていきたいと胸が熱くなったのでした
岡山では倉敷に宿をとり、開館時間に間に合わなくて入れなかった(涙)大原美術館を
門のそとからパチリ。次回は観光できたいですね
そうそう美観地区で食べた「
ままかり寿司」がおいしかったでーす