母・妻・薬剤師の独り言


天使のキャンプ

小児糖尿病サマーキャンプから帰ってきた

私が彼らに与えられるものは何もなかったが
私は彼らから多くのものを貰ってきた

同世代の子どもたちと何も変わらない元気で明るい彼らだが
病気のことを忘れてはならない宿命の子どもたち
キャラクターの絵のポーチの中には命のインスリン。
低血糖のためのお菓子も手放せない。
おなかいっぱい食べたいけれど、決まった単位の食事療法。
でもね
健康の大切さを知っているから、一生懸命に生きている
心が豊かですばらしい人生を送っている先輩たちがいる
キャンプを進めてくれるリーダーたちもまた1型糖尿病だ
恋愛し結婚し母となった美しい先輩も参加していた
数ヶ月前に発症した3歳の男の子も両親とともに参加していた
初めての海に怖がることもなく波と遊び笑顔がとびきりかわいい
彼の母は勇気を得たといっていた。
世界が開けてきたようだと。

食事前には血糖測定、インスリン注射。
痛くないところを探して針が彷徨う女の子
乱暴な手技だけどポイントはしっかり守っている男の子。
血糖コントロールが悪くていらつく子。

どの子も一生懸命に生きているから
幸せを願わずにはいられない

心に傷を持っているから、優しくて相手の心を読んでいる
きっと疲れることもあるだろうけれど思いやりに溢れる若者に
感動するばかりだった。
自分ときたらいい年をして素直になれず、照れてしまい
うまく打ち解けられずにいたら子どもたちのほうから自然に接してくれた。
なんて優しいこどもたち。まるで天使のキャンプのようだった

リーダーたちの姿をみて高校生や中学生の天使が次世代のリーダーと
なるべく育っていく。
伝統を受け継ぎ、繋がっていく。

来年も参加しようと思う
何かしてあげたい。何ができるかわからないが
天使のキャンプに行きたい
天使の笑顔がまた見たいから

わたし糖尿病なの―小児糖尿病の少女医師を志す
南 昌江 南 加都子 / 医歯薬出版
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by sumirey20 | 2004-08-10 01:23 | 病院

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明るく楽しく元気よく、今日も真面目に悩む薬剤師の独り言
by sumirey20
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